漫画ハンターハンターを無料で立読み！幽遊白書でその名を世間に知らしめた富樫氏の作品であるハンターハンターでは、幽遊白書とは全く違った切り口の漫画を楽しむことができます。
富樫氏の特技である、かなり細かい設定では読むのに苦労する場面もあるのですが、第１巻から「よくここまでストーリーを練って話を生み出すことができるな」と舌を巻いてしまいます。この漫画を読んでいるとなんだか異世界に迷い込んだような感覚になるから不思議です。
ハンターハンターはある世界の話が描かれています。その世界では「ハンター」と呼ばれる人々が活躍していて、誰もがハンターになりたいと思っています。ハンターになるには毎年開催されているハンター試験にクリアしなければなりません。物語はハンターになるために、ハンター試験に向かう、ある少年の旅立ちから始まります。
漫画ハンターハンターを無料で立読み！第一巻のゴンが旅立つシーンが印象的
この少年の名前はゴンと言います。ゴンがハンターを目指す過程や、ハンターになったその後に出会う様々な人との関わりを通して、どんどん成長していくのですが、周りにいる人々もかなり癖があり、とてもキャラクターが画一されています。
富樫氏の描く漫画では、結構グロい表現やシーンがあるのですが、この漫画でもよく出てきます。戦闘のシーンもあったりするので、たまに読んでいてしんどくなるときもあるのですが、それ以上に感動するシーンや強い衝撃を受けるシーンがたくさんあるので、ハンターハンターはやめられないのです。
一番印象に残っているのはやはり第一巻のゴンが旅立つシーンです。ハンター試験を受けるために、船に乗ったゴンが海風をよんで嵐がくることを言い当てるシーンがあるのですが、この１ページでゴンのただ物ではないカリスマ性を強く印象付けられるのです。
ハンターハンターでは第１章、第２章といった感じで物語が展開されます。第一章はハンター試験に関する物語で、第二章はハンター試験のその後が描かれ、第３章ではオークションやとある団体との出会い、といった感じでどんどん進んでいきます。
章が進むにつれてストーリーも複雑になっていき、読めば読むほど作者である富樫氏の想像力の豊かさや、アイデア性に驚かされます。絶対に凡人ではここまで作品設定を考えることなんてできないと思いますし、これがこの漫画の一番の魅力なのかもしれません。
ゴンは漫画の中でキルアという少年と出会います。この少年は殺し屋を家業としている一族で生まれ育った少年で、とても魅力があります。他にも医者を目指す人や、とある種族の生き残りなど、本当に様々なキャラクターが出てきて面白いです。