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漫画アドルフに告ぐがおすすめ!スマホ,PCで立読みする方法!アプリでダウンロード

漫画アドルフに告ぐを無料で立読み!あまりに有名な作品で知ってる方も多いと思いますが、手塚治虫の名作です。
今、憲法の改正や、中東のテロ問題など、きな臭い問題が沢山起こっていますが、是非この「アドルフに告ぐ」を読んでみて欲しいです。
現在の中東問題がなぜ起こったのかも、この漫画を読めば大体分かります。
ヒトラーを題材にした作品は、映画でも小説でも沢山あると思うのですが、この作品は、戦争が人間をどのように変えてしまうかが、よく分かる漫画だと思います。
物語は、ある二人の少年の人生を軸に、ヒトラーや戦争自体を描いています。二人の主人公を対比させながら描く、という手法は火の鳥の鳳凰編とも少し似ています。
鳳凰編もそうですが、このアドルフに告ぐも、最初は無垢だった人間の心が、環境や様々な思想に触れていくうちに、変化していく様が、興味深いです。鳳凰編では、善と悪が入れ替わってしまうような話(そこまで明確に善悪はつけていませんが)になっていますが、アドルフに告ぐでは、かつて友人だった者たちが、戦争のために敵対し、虐げるものと虐げられるものになっていきます。
しかし、戦争がそうであるように、彼らはどちらも自分たちが正義だと思っています。最後には、虐げられていたはずのものが、自分たちの祖国を求め、戦争へと身を投じていきます。これを読むと本当に考えさせられます。
正義のためなら戦争(人殺し)をしてもいいのか?例え自分が殺されそうになったとしても、相手を殺していいことにはならないのではないか?自衛、正当防衛、そんな言葉のもとに死んでいく沢山の命のことを考えさせてくれる本です。