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主人公は宮川正太で舞台となるツルモク家具の新入社員。その社員の独身寮にすむ人たちの社会人の青春ラブコメ漫画のあらすじです。独身寮という設定がまた漫画が面白くしますよね。ラブコメに必要な設定が満載。
主人公が優柔不断、2人の女性、どちらをとるか悩む、遠距離恋愛、そして毎日の作業から抜け出すために勉強してデザイナーを目指す。定番の設定がつまっています。脇役を固めるキャラクターも個性が強いですし、それぞれストーリーがあるので、惹き込まれます。お約束のギャグもあるのも笑えますよ。結末も定番だけどこの作品には名セリフも多く、とても魅了される漫画です。
漫画ツルモク独身寮を読み始めた頃と実写版の映画の感想
この漫画を読んだのは高校生の時だったと思います。ビックコミックスピリッツでの連載は終わっていたのでコミックを買いあさって読みました。1巻読むと止められなくて読み終わった後は急いで本屋に駆け込みました。ちょうどバブルの終わり頃に連載があった漫画ですよね。バブルの頃の東京はこんな感じだったんだなあと、田舎の高校生の私は想像していました。都会への憧れがあったので私にとってなおさら惹かれた漫画だったかもしれません。
ヒロインの姫野みゆきが年上というのも惹かれる要素です。田舎に取り残されたともみはどうなったんだろうと気にかけませんでしたか?読んだ方なら宮川正太の優柔不断さにいらいらしたはず。この漫画の影響で大人の世界へ行きたい、社会人へ早くなりたいと思いました。
そういえばツルモク独身寮の実写版も出ていましたね。ジャニーズの男闘呼組メンバーのリーダーが演じていたと思います。でも実写版が出た時にありがちな、原作のほうが良いというパターン。これもこの法則にあてはまりました。今思うと、この漫画も高校生の時に読んだから惹かれたかもしれません。大人になった今は漫画の中のストーリーと現実は違うとわかるけども、それを言ったら漫画の意味がなくなるので。
思春期に読んで大人になった方も、もう一度読んで、たまにはあの頃に戻ってみてはいかがでしょうか？