漫画ゴミ屋敷とトイプードルと私を無料で立読み!よくネットの広告で出てくるので、お試し気分でamazonのキンドルで買ったのが「ゴミ屋敷とトイプードルと私」です。
ストーリーは、SNSでいいね!をもらうことに快感を覚えるような、自意識過剰というか見栄っ張りなアラサーOLが主人公です。
まあまあ見た目は可愛いのですが、生来の見栄っ張りがSNSで増幅されて、カードの支払いがままならず、汚部屋で、SNSの写真のために飼ったトイプードルには虐待・・・という、表と裏の差が激しく、あとはお約束で転落・・・といった感じです。
ちょっとストーリー展開が雑な部分もあるのですが、感想は「超面白い!」です。
ここまでひどいSNS中毒者はいないと思いたいですが、この方向性の人は結構いるのではないか、と感じています。SNS見ると、リア充すぎるリア充が多いですもんね。
よくそんなことばっかりしてる暇あるなー、みたいな。ですので、そういったキラキラSNSが嫌いな人や、見栄っ張りな自分を治したい人におすすめの漫画だと思います。
続編で「ゴミ屋敷とトイプードルと私 港区会デビュー編」が始まっています。
・・・と思っていたら、続編で「ゴミ屋敷とトイプードルと私 港区会デビュー編」が始まっています。今回の主人公は、前回のアラサーOLの後輩。
前回は、この後輩OLが主人公破滅のトリガーを引いてるっぽいので、今回はどんな動きをするのかと思ったら、このOLが今度は前回主人公に輪をかけてひどい落ちぶれ方をしそう、とワクワクな展開です。
またこの後輩OL・サヤは上昇志向が強く、職場の派遣社員には冷たくあしらい、お金持ちのオジサマたちに近づいて仕事をゲット、かつSNSにもどっぷり浸かって、日常をキラキラに演出してSNS投稿を繰り返す、まあやはり身近にいたら失笑物の女性です。
この港区会デビュー編では、登場人物が皆あやしい、というか、皆サヤを貶めようとしている人物なのではないかと、ちょっと推理ものとしても楽しめます。
でも何といっても一番悪いのはサヤ自身で、自業自得なので、この漫画を読んでいても、サキに対して全然同情心が生まれないのは、ある意味清々しくさえあります(笑)。
amazonのキンドルでは、一話ずつの小出しで安価に販売されていて、早く続きが読みたくて身悶えしますが、それはそれで楽しみですね。
2シリーズ目になっても、より一層ストーリー展開が雑というか、「この場面になるまでのエピソード端折りすぎだろ!」的な面がありますが、まあサヤが堕ちていくスピード感の表現としては、まあ好意的にも見れるかな?と思ったり。
職場でいけすかない女子がいる、身近にいる女が見栄っ張りでドンびきしてる、自分が見栄っ張りで治したい、そんな方々はストレス解消に読んでみてはいかがでしょうか。