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漫画あしたのジョーがおすすめ!スマホ,PCで立読みする方法!アプリでダウンロード

漫画あしたのジョーを無料で立読み!「あしたのジョー」と聞いて何を思い浮かべますか?恐らく多くの方が、真っ白に燃え尽きて座っている主人公の矢吹丈を思い浮かべるのではないでしょうか。
これは最後の最後のコマに使用されたもので、最強の敵であるホセ・メンドーサとの一戦後に燃え尽きたジョーを描いています。
この戦い自体、白熱して非常に見応えがあるのですが、やはり「あしたのジョー」の最大のクライマックスと言えば終生のライバル力石徹との戦いでしょうね。
力石との出会いは、ジョーが少年院に入った時が最初になります。豚小屋の豚を利用して脱走を企てようとするジョーの前に敢然と現れた力石は、それまで喧嘩で負けたことの無いジョーを一撃のもとに失神させます。この時の屈辱的な出会いが、チンピラ同然の生活を送っていたジョーを変えるのです。この後、毛嫌いしていた丹下段平にボクシングの教えを乞い、そして徐々に強くなっていきます。

漫画あしたのジョーを無料で立読み!力石の過度な減量の原因は作者のミス?

これは後年作者も認めているのですが、初登場時の力石とジョーは身長が全く違うんですよね。力石の方が頭一つ分くらい大きいのです。ボクシングは階級が厳然と分けられて成立するスポーツです。そうなると、当然身長も体重も同じ様にしなければならないのです。
しかしこの作者のミスが、後にこの作品を名作たりえる大きな礎となるんですよね。普通であれば主人公の前に現れるライバルキャラは嫌われる立場にあります。あくまでも物語の中核をなすのは主人公であり、そのライバルは主人公を引き立たせるために嫌な存在にならなければならないのです。
しかし、力石徹は主人公のライバルでありながらカリスマ的な人気を保持していきます。それは現状の地位をかなぐり捨ててまで、ジョーとの戦いにこだわり、苛烈を極める減量に着手したからです。この姿に当時の読者、そして新たに読者になる我々のような存在の心を打つわけです。
こうして減量を成功させた力石は、ガリガリな姿でジョーの前に現れます。一方でジョーも少年院を退院後はボクシングに打ち込み、徐々に頭角を現していきます。決して力石に負けないだけのパワーとテクニックを身に付けていくんですね。
そしていよいよ因縁の二人の対決です。その結果は作品を読んでいただければと思いますが、この戦いの内容は前述のホセ・メンドーサ戦を超えるのではないかと思うほどです。力と力、プライドとプライドがぶつかり合う姿はまさに少年漫画の王道。
1970年前後とかなり昔の漫画になりますが、やはり男と男がぶつかり合う姿は半世紀近く経過しても色褪せません。
元祖にして最高峰の漫画「あしたのジョー」、是非読んでみてください。面白いですよ!