漫画うしおととらを無料で立読み!
少し古い漫画でありますがめちゃくちゃ熱い漫画です。絵柄が今の時代では少し濃く感じたりするかもしれませんが読んでみると読みやすく、また好きになる絵だと思います。内容は妖怪モノで主人公の少年、うしおが引きぬいた槍と同時に封印をといて自由になった、とらが妖怪と戦ったりするのがメインの漫画です。
妖怪ということで怖いから、と避けてしまう人もいるかもしれませんが確かにたまーにちょっと怖い話もありますが基本的には悪い妖怪をうしおととらが退治するという話の作りなのであまり怖さは感じないし何より一つ一つの話の作りが読後感の良い読んでいて気持ちの良いストーリーが多いです。妖怪も気持ちの悪い妖怪ばかりでなくカワイイ妖怪や人間と仲良くなる妖怪も登場します。
少年漫画ならではの熱い王道の展開もあり、少年漫画とは思えぬほど考えさせられる描写もあり、そしてうしおととらは本当に感動します。
最終巻まで読んだ時本当に感動して思わずはじめて漫画で泣いてしまいました。ストーリーも妖怪を退治する短編、短編が大きなストーリーに繋がっていき、先が気になりどんどん読んでしまうと思います。最初に言ったように少し昔の漫画にはなりますが今読んでも大安定の面白さだと思います。またアニメ化も決定したため今話題の漫画であるとも言えます。
魅力的なキャラクター(女の子もカワイイ!)、ドキドキハラハラのストーリー展開、そして終わった後に思わず笑顔になれる読後感の良さ。
自信をもって完璧と言うことのできる漫画の一つです。
漫画うしおととらを無料で立読み 見どころはうしおととらの関係
うしおととらの見どころは何といっても、主人公ととらの、要はタイトル通りにうしおととらの関係でしょう。
主人公は最初はとらをめちゃくちゃ警戒しつつ、封印も簡単には解いてあげないのです。
しかし、その考えは正解で、とらは隙あらば主人公を食ってやろうと考えていて、最初はそういった敵対関係から始めるわけですが、どうしてもとらの力が必要になり、主人公は封印を解いてしまい、そこからおかしな関係が始まります。
最初は喧嘩ばっかりの2人なのですが、戦いになれば自然と息があって、お互いが必要になってくるというのが面白い所です。
そんなことをしていれば自然と2人の関係は深まっていき、2人のコミカルなやりとりも結構あります。
それがとにかく楽しくて、これは凶暴でありつつも、どこか間の抜けたとらだからこそ成立するギャグだと思っています。
漫画うしおととらを無料で立読み 展開が熱く感動の名シーンも多い!
うしおとらの旅は日本中を駆け巡っていくのですが、その道中で出会った人々や妖怪たちが、白面との最終決戦に集う姿は感動ものです。中にはかつて敵として戦った妖怪もいて、そのあまりにも熱い展開に私は圧倒されました。
かつて死んだ人間、そして倒された妖怪たちが、繋がりのあった人や妖怪を助けるため、幽霊となって舞い戻ってくるシーンが最終決戦には登場するのですが、別れのエピソードを知っているだけに感慨深いものがありました。
白面にはうしおととらの二人だけなら絶対に勝てませんでした。それほど強大な敵だったのです。ですが日本中の妖怪や人間たちが協力することで、白面を追い詰めることに成功したのです。主人公だけが強い漫画は数あれど、みんながみんな協力して最後の敵と戦う漫画というものはありません。というのも集まったところで、主人公だけが活躍するという話が多いからです。
ですがうしおととらは違います。主人公のうしおととらの力も白面には微々たるもの、それでも多くの力が集まれば、対抗できるのです。
漫画うしおととらを無料で立読み コミックス22巻収録の東西鎌鼬対決がおすすめ
脇役のキャラクターも非常に魅力的です。中でも雷信・かがりの鎌鼬兄妹が印象的です。全体の中で見れば出番は決して多くないのですが、未だに強く印象の残っている忘れられないキャラクターです。その鎌鼬兄妹の一番の見せ場といえば、コミックス22巻収録の東西鎌鼬対決ではないでしょうか。
人間にコンプレックスを抱く鎌鼬との対決によって、雷信・かがりの妖怪としてのプライド・哀しさが引き立てられていたと思います。
クールで哀しみを背負った美しい女性キャラによる、アクロバティックかつスタイリッシュな戦いぶりは、後のからくりサーカスにも引き継がれて見られる形式ですが、私の中ではこの鎌鼬戦のかがりを超えるものはないのです。